シミュレータで解析する ディジタル信号処理の基礎(Ⅱ)

主な学習内容

○z変換と伝達関数

z変換,伝達関数,周波数特性,逆フィルタについて学びます.これにより,ディジタルフィルタの安定性の判別,正弦波発生器の構成法,ディジタルフィルタの周波数特性について学びます.

○ディジタルフィルタの設計

ディジタルフィルタの設計について学びます.ディジタルフィルタの乗算係数をどのような値に設定すればLPF, HPF, BPF, BEFを実現できるのかを学びます.

○ディジタル信号処理専用シミュレータを使って検証

シミュレータも、ディジタル信号処理用に特化したバージョンを使用し、FIRに加えて、IIRのフィルタのシミュレーションが可能となりました。また、操作性も洗練され、よりシンプルになりました。
さらに本書では、サウンドファイルを用いた、「音」による実験も行います。

 

ディジタル信号処理の知識は,一般的に数学的な理論の解説後,アルゴリズムに基づく計算手順のDSP(Digital Signal Processor)による実行によって習得されます.また,DSPでは固有なプログラム言語を使用している場合が多く,DSPによる実行には時間を要します.そこで,本書では,理論解説後に直ちにディジタル信号処理の動作を確認できるようにシミュレータを用います.

シミュレータでは,プログラムの知識を必要とすることなくGUI(Graphical User Interface)作成により基本要素を結線することによって視覚的にディジタル信号処理の動作を確認することができます.しかも,一般に,プログラミングでは時間の概念を導入することが難しいのですが,シミュレーションではオシロスコープに波形を描画することによって視覚的に,また,メディアプレーヤを使用して聴覚によって動作を確認することができます.

目次

スクリーンショット

動作環境

OS : Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
※64bit版windowsでは、32bit互換モード(WOW64)で動作します。
CPU : 動作周波数800MHz以上推奨
メモリ : 各OSの動作する最小メモリ以上
HDD : 空き容量100MB以上
ディスプレイ : XGA/16bitカラー以上
(XGAに満たない場合、画面をスクロールしていただく必要があります。)
その他 : インストールの際に、web認証を行ないます。
インターネット環境または電子メールの環境が必要となります。

※本製品は、1台のPCにつき、1ユーザのライセンスとなっています。

※マルチユーザ環境では、任意の1アカウントでのみご使用いただけます。(インストールには管理者権限が必要です

※本製品のシミュレータ機能は、本製品を使う上で十分な機能かつ特化された機能を備えておりますので、別途シミュレータCircuitViewerをご用意いただく必要はございません。

※弊社製品「CircuitViewer」は、回路設計に適しており、自由度並びに操作性の面で大変優れております。本製品で基礎知識を学んでステップアップする際にはぜひ、お薦め致します。

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